畑は心の滋養
朗らかな日が続いています。
あたたかい陽気のおかげかな。
最近は、
元気に育っている
レモングラスとレモンバームを
あたたかいハーブティーや
ハーブウォーターでいただいて
1日がはじまります。
霜が降りる前に
掘り上げたさつまいも。
先月は予定が詰まっており、
さつまいも掘らなくちゃなぁ
と思っていたときには、
スコップで何度も傷をつけてしまいましたが、
一段落して、
一息ついて、
ゆるんで
ゆるんで
いまかな
と思ったときに
掘りにいくと、
今までの2、3倍速で
傷つけることなく
あっという間に掘り終わりました。
頭で考えすぎず、
ゆるむと
本来の力が発揮されるのでしょうか、
芋掘りで実感して
びっくりしています。
新しく畑を借りられたこともあり、
反動で、
隙間があればさつまいもを植えて、
今年は植えすぎてしまいましたが、
収穫しながら、
足るを知る
このことばが延々とリピートされていました。
そして
ランナーを育てていた苺の植え付け。
足るを知る
このメッセージがリピートされていますが
春、
真っ赤な苺を頬張る
子どもたちを想い浮かべると
ついつい、
空いたスペースをみると
苺を植え付けたくなります。
畑はわたしの
エネルギーの源です。
ご近所さんに苗をいただいたり
植える時期を話したり、
農作物をいただき、
わたしもたくさん採れた農作物をお渡しする。
こんなあたたかいやりとりに
いつも元気をいただいています。
今年はじめて植えてみたへちま。
しっかりとしたへちまが育ちました。
10年ほど前、
へちまでたわしを作っていたときは
水につけて腐らせて、
なかなか匂いが強く腐ったへちまから
たわしを作っていましたが、
ネットで調べると、
からからになるまで放置、
もしくは熱湯で煮る、
という方法が出てきまして、
あの匂いと向き合わなくてもよくなりました。
試しにグツグツ煮てみますと
面白いように繊維だけが残り、
子どもたちが張り切って皮を剥いて種を出してくれて
へちまたわしができました。
そしてへちまといえば
ヘチマの化粧水。
育っていたへちまを
地面の5、60cm上で切り、
茎を一升瓶にさしておいたところ、
畑へ行ってみると、
一升瓶から溢れていました。
ヘチマの吸い上げる力ってすごいですね。
植物の底知れぬ力に感動しました。
昔は
「食べられるものを植える」
と言っていたことを思い出します。
食いしん坊ですね。
今は
暮らしを彩る
食べられないもの
も、植えます。
見て、香って、使って、楽しむ。
奥が深いです。
畑は心の滋養です。
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